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天体とわたし

夜中に金色に輝いているあの星(どれじゃ?)が木星であることを知ったのは、去年の冬でした。
あのときの木星は、月のそばをうろうろしていました。

ただでさえひときわ輝いていて目立つのに、知ってしまうとますます目に飛び込んできます。
もしかしたら、あまり明かりのない田舎で見るより目立っているのではと思ったりします。わたしの住む街では、恒星はそんなに眩しくはありません。

夏の終わりに天の川が見えたと思ったら、夜空の雲でした。

もし、かぐや姫に月のお迎えが来たら、わたしは慌ててヅラをかぶり、天女の羽衣を着て、わたしをかぐや姫と勘違いした月の使者に連れられ、月に帰る予定です。
だいたい1か月ぐらいでばれて帰ってくる予定です。


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