母の遺言 [おかあさん]
うちは兄弟が多い。
母はガンで死にましたが、それぞれに遺言らしきものを残したようです。
しかしわたしだけは、特別な言葉をもらわなかった。
そのことが心に引っかかっているのかどうかは自分でも分からないのですが、兄弟と母の話になると、それぞれに託された遺言の話を何度も聞いてしまいます。
ロックバンドをやっていた兄がいて、彼への遺言はなんだか胸にしみる。
「○○ちゃん、今はサラリーマンだけど、最終的にはソングで食べていけるようにギターの練習しなさい」
だって。
母は最後、痛み止めで朦朧としていたから、これを本心とは受け取れない。
そもそもギターなんて高校時代の話なのだ。
そこにタイムスリップして応援している(?)ところが心にしみる。
この話を聞くたびに、わたしは兄に「母に捧げるソングスはいつできるのか?」と尋ねることにしています。
母はガンで死にましたが、それぞれに遺言らしきものを残したようです。
しかしわたしだけは、特別な言葉をもらわなかった。
そのことが心に引っかかっているのかどうかは自分でも分からないのですが、兄弟と母の話になると、それぞれに託された遺言の話を何度も聞いてしまいます。
ロックバンドをやっていた兄がいて、彼への遺言はなんだか胸にしみる。
「○○ちゃん、今はサラリーマンだけど、最終的にはソングで食べていけるようにギターの練習しなさい」
だって。
母は最後、痛み止めで朦朧としていたから、これを本心とは受け取れない。
そもそもギターなんて高校時代の話なのだ。
そこにタイムスリップして応援している(?)ところが心にしみる。
この話を聞くたびに、わたしは兄に「母に捧げるソングスはいつできるのか?」と尋ねることにしています。
コクヨ エンディングノート
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- 出版社/メーカー: コクヨ
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おかあさんのご飯が食べたい。 [おかあさん]
なんでもいいからお母さんのご飯が食べたい。
母が永眠してかれこれ○年です。
(ただいま計算中、3年ぐらいか)
母が永眠してかれこれ○年です。
(ただいま計算中、3年ぐらいか)
★かれこれ★
思い出すと泣きたくなる母の言葉 [おかあさん]
ずいぶん昔の話です。
就職がなかなか決まらず、失意のどん底にいたころです。
小さな会社でも、将来性があればいいかと受けてみた零細企業。
面接で話を聞いてみると、なかなかしっかりしている会社に思えました。
2次面接に進むことができ、わたしはほっとしていました。
久しぶりに笑顔だったと思います。
母も喜んでくれました。
しかし、なかなか結果の連絡は来ませんでした。
母は、「小さいトコは、じっくり時間をかけるのよ」と言いました。
ある日、帰ってくると、テーブルの上にその会社からの封筒がおいてありました。
だめだったか… と思いつつ封を開けてみると、入っていたのは案の定不合格通知。
入社したら、ああするこうすると母に話していたわたしはバツが悪く、何も言いませんでした。
すると母がぽつんと、
「つかってくれたらいいのにね」
と言いました。
思い出すと泣きたくなります。
あんなクソみたいな会社、本当ならあんな会社にわたしが採用されたって、母は喜ぶはずないのだ。
でも、当時のわたしがあまりにできそこないだったから、母にそんな台詞を言わせてしまったのだ。
そして、あんなダメな日も、母はわたしの味方でした。
もっと親孝行すればよかったのに。
就職がなかなか決まらず、失意のどん底にいたころです。
小さな会社でも、将来性があればいいかと受けてみた零細企業。
面接で話を聞いてみると、なかなかしっかりしている会社に思えました。
2次面接に進むことができ、わたしはほっとしていました。
久しぶりに笑顔だったと思います。
母も喜んでくれました。
しかし、なかなか結果の連絡は来ませんでした。
母は、「小さいトコは、じっくり時間をかけるのよ」と言いました。
ある日、帰ってくると、テーブルの上にその会社からの封筒がおいてありました。
だめだったか… と思いつつ封を開けてみると、入っていたのは案の定不合格通知。
入社したら、ああするこうすると母に話していたわたしはバツが悪く、何も言いませんでした。
すると母がぽつんと、
「つかってくれたらいいのにね」
と言いました。
思い出すと泣きたくなります。
あんなクソみたいな会社、本当ならあんな会社にわたしが採用されたって、母は喜ぶはずないのだ。
でも、当時のわたしがあまりにできそこないだったから、母にそんな台詞を言わせてしまったのだ。
そして、あんなダメな日も、母はわたしの味方でした。
もっと親孝行すればよかったのに。
★ これを着て反省します ★