涼しすぎ

雨が降り、この二、三日は秋のように涼しい気温になりました。突然の変化に、わたしにはむしろ肌寒く感じられました。
この夏、こんなことは７月にもありましたが、暑い夏の続きはもう一度やってくるそうです。

毎年テレビで、「暦（こよみ）の上ではもう秋。とはいえ夏の暑さはまだまだ続きます…」というようなお決まりの台詞を聞きますが、その度にわたしは、

「あなたの暦とやらは、毎年毎年ずれていて役に立たないようですけど！？　おそらく永遠に、あなたの暦どおりには秋は来ないことでしょう！！　それに100ドル賭けるね、わたしなら」

と、意地悪でつまらぬツッコミを入れたくなります。
ところで、金曜日に円は対ドルで史上最高値を更新し、一時75円台に突入したそうです。円高のときは、こうしてドル建てでベットすれば損失が少ないかと思います。
（逆に利益も少ないか）
参考までに、今年（2011年）の９月１日が、旧暦ではまだ８月４日です。


春から夏へ、そして秋から冬への涼しい季節がもう少し長ければいいのにと、いつも思います。
ようやく涼しい季節を迎えたと安心して間もなく、ふと気付くと暑かったり、寒かったりして、その間の過ごしやすい季節はものすごく短く感じられます。

今年は「節電節電」と言われているので、お盆直前ぐらいまで扇風機だけで過ごし、とうとう猛暑にギブアップして入れ始めたエアコンも一日１～２時間ぐらいしか使っていません。
この暑さがやがて収まり、ほっとしたところですぐに、今度は暖房が必要になるわけで、なぜもっと徐々に気温は変わってくれないのかと思います。
太陽の傾きの変化は一定のスピードのはずなのに…。


テレビの天気予報で聞いた、やや乱暴な（？）答

夏を呼ぶ梅雨前線も、秋～冬を呼ぶ秋雨前線も、実は同じ前線です。
この前線の北側の空気は冷たく、南側の空気は熱いので、前線の北にあるか南にあるかでその土地の気温が決まります。
寒気と暖気がぶつかり合うこの前線が通過していくとき、気温や季節が「大きく」変化するのは当然で、「ほどほどな涼しい季節」なんてものを期待しちゃいけません。そういうものなんです。

だって。
そう言われると逆に、「その割に、涼しい季節はそれほど短くないかも」という感じもします。

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