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分煙しようぜ!! 非喫煙者とタバコ

去年、今やテレビ東京の大御所、佐々木明子さんのブログが面白いと紹介しました。
→ あなたにこそ愛情が必要なのでは!?(2010.11.5)
(アメリカでの、クリスマスの寄付に関する佐々木さんの驚きがつづられています。わたしの駄文が長いのは無視して、リンクをクリックしてすぐに佐々木さんのサイトに飛んでください)


この佐々木さんのブログの中で、ニューヨークの喫煙事情と、佐々木さんのようなタバコを吸わない人がその煙をどのように感じるかが分かる記事があります。


この記事には、佐々木さんが分煙が徹底されているニューヨークでの勤務を終えて日本に帰国し、おそらく出席者は日本人だけと思われる居酒屋での会合に出席したときの衝撃が書かれています。

居酒屋の個室に入った彼女は、まず、

「部屋が真っ白ですからああああああああああああああ」
「うっ 息がつまるっ くさいっ」

と、個室に充満するタバコの煙に仰天し、ニューヨークでは(非喫煙者である佐々木さんは)、

「タバコの煙を吸う機会はほとんどなかった」

と述べています。そして、

「こんな煙の中で、ごはんを食べて会話をするのかあ…。まあ、仕方がない」

と、その状況を受け入れようとします。
しかし、喫煙者の吐き出す煙が、刺身やおでんにかかるのを目撃すると、

「ああ、食べる気をなくしてしまった……」
「目の前のあなたに、物申したい。人がちくわを取ってるときに、煙をはかないでもらいたい」

と、我慢も限度にきたようです。
かといって、その場で喫煙者たちに注意したということではないと思いますが、“無煙”の非喫煙者が、自分とはまったく“無縁”の煙に巻き込まれたときの怒りというのは、割り切れず耐え難いものであったことでしょう。
しかも、ニューヨークの分煙環境に「3年半もいたから目の前の光景はかなり衝撃」、すなわち日本の飲み会での自由喫煙は、彼女にとって全くあり得ない状況だったのです。

(時々おやじのふりをしてシャレなんかも挟むわたしですが、たいがいつまらないことをお詫び申し上げます。…“無煙”と“無縁”がかかってますよ、わかりましたか?←おやじ)

そして、「ぐったりして家に帰ると髪も、コートもワンピースもタバコのにおいでくさいのなんの」

と彼女は嘆きます。
この状況にほんとに「ぐったり」して、彼女の服はほんとに「くさい」のでしょう。
これが非喫煙者のタバコに対する率直な意見です。


もしこの記事を飲み会の現状を肯定する喫煙者として読むと、単に一時的に責められているだけと流すこともできるかもしれませんし、だからこそ参加者たちは堂々と非喫煙者の隣りでタバコを吸うことができるのでしょう。
しかし、例えば隣りの住民が、何か分からないが体に悪そうなものを庭で燃やしており、しかも強制的にこちらに流れてくるその煙に対して何の断りもないときにわたしたちが感じるような不審を、実は分煙しない喫煙者たちは浴びせられているのです。

問答無用の不審者がばら撒くその煙は、本当に周囲をぐったりさせ、本当に臭い。
そういうことです。
ですから吸うにしても、徹底的に分煙しなければなりません。
吸える居酒屋だから吸っていいということではありません。
みんなで吸いたい場合は、喫煙者だけで、いっそ「タバコパーティー」にしちゃおう。

不審者だけが集う、怪しげなパーティーであったことだ。
(参加希望のわたしです…)


佐々木さんの表現は分かりやすくて、いつもすばらしい。
男は小さなことを気にしてばかりで、はっきりと自分の意見を言うことができません。しかもその小さなこと、すなわち、タバコを吸ってるあれは大学の先輩だからとか、過去にほんのちょっと世話になったからとか、ここでもめるのはよくないとか…を気にすることで、男社会がうまく成り立ってる面が多分にあり、気を小さく持つことがまんざら悪くも無いのが現状のように思えます。

ですから、わたしは佐々木さんのブログを時々読んで、少しすっきりしています。
月いちぐらいは更新してほしいものだ茄子。


タグ : 煙草 モーサテ
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